平屋の良いところ・悪いところ【2】

こんにちは、広報の八重尾です。

今回は前回の続きで、

平屋の悪いところ...
をご紹介致します(^^♪

① 費用が高くなりがち

まず、二階建てと比べて割高になりがちなのが「坪単価」です。

坪単価とは、1坪あたりにかかった建築費用の事です。

二階建ての住宅と、同じ床面積の平屋の住宅を建てようとすると
「基礎部分」や「屋根」の面積は
どうしても平屋の方が広くなります。


例えば、同じ4LDKなら
平屋の住宅の方が、より広い土地を必要とします。

そのため、基礎工事や屋根にかかる費用が増えてしまい
結果、坪単価が上がってしまうという事です(>_<)

ただし、トイレの数を減らすなど
ある程度、差をなくす事はできます。


② 日当たり

日当たりの良い部屋、というと
南向きの部屋を想像しますね。

二階建ての住宅ならば
全ての部屋を、南向きの部屋にする事も可能です。

ですが、平屋の住宅だと
少し難しくなってきます。

また、家の中心にあたる部屋は
どうしても、日当たりが悪くなってしまいがちですm(__)m

これを避けるには
細長い長方形の住宅にするか
天窓や中にはなどを作る、といった方法があります!


③ プライバシーの確保

平屋のメリットの一つに
家族とのコミュニケーションが取りやすい
という点があります。

ですが、逆にとらえると
一人一人のプライベートの確保が難しい
という事になります。

お子さんが小さい場合も、将来を考え
個々の部屋を用意しておく、ロフトを作る
などの工夫が必要になりそうです。
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今回、平屋の良いところ・悪いところをご紹介いたしましたが、

そのご家族により、それが本当に良いところなのか、
悪いところなのかは感じ方もそれぞれだと思います(^-^)



平屋の良いところ・悪いところ【1】

こんにちは、広報の八重尾です。

最近、勉強会に来られるお客様に
「どんな家に住みたいですか?」と聞くと

「平屋に住みたい!」という方が結構いらっしゃいます(^^♪

私も平屋には憧れます♪

そこで、今回は
平屋の良いところ、悪いところについて
ご紹介したいと思います!

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では、まず良いところから...

① 地震に強い

まず基本的に、シンプルな構造の家の方が地震に強いです。

また、重量が重いほど地震が発生した時の揺れも大きくなるため
二階が無く、比較的軽い平屋は、地震に強いといえます。

また、二階のない平屋は倒壊の危険性も低くなります(=゚ω゚)ノ

最も、地震に強い家は長方形の家です。

机の上に、長方形の箱(平屋)と
縦長の箱(二階建て)を置いて揺らした際
長方形の箱の方が倒れないはずです。

それと同じですね(^-^)


とは言え、これは構造設計や地盤改良工事などを
きちんと行った事を前提に考えた場合です。


また、耐震性に大切なポイントは「壁」の量です。

大きな窓が多く、極端に壁の少ない家だと
平屋でも耐震性は落ちてしまいますので
この点は、注意が必要です。


② 家族とコミュニケーションを取りやすい

一階のスペースだけで生活が完結する平屋は
家族と顔を合わせる機会が多くなり
親子や夫婦のコミュニケーションを取りやすくなります。

二階建ての家だと、基本的に子供部屋は二階になってしまうため
子ども達がいつ帰って、いつ出ていったのかが
分からない場合もあります。

平屋ならではの間取りによって家族の距離が近くなる
という点は、家族皆が忙しい現在では
大きなメリットかもしれませんね(*´▽`*)


③ 広く、バリアフリーに

二階建てに必ず必要なのが「階段」です。

階段は、実は4畳程度の広さが必要だと言われています。

平屋の場合は、このスペースをリビングや
他のスペースとして有効利用できます。

また、階段がないという点は
将来的にもメリットに繋がります。

寝室が二階にあったり
洗濯物を二階のベランダに干していたりした場合
老後は、階段の上り下りが大変になるでしょう(>_<)

高齢者にとっては、ちょっとした段差も危険です。

もともと階段のない平屋に、バリアフリー設計で家を建てれば
老後の生活も安心ですね(^-^)