家の寿命

こんにちは、広報の八重尾です。

今日は雨になり、少し過ごしやすいですね♪

さて、今日は家の寿命についてです(*'▽')

a44c2ece5e097630565ce0f0ed05bb67_m.jpg

国土交通省がこれまで公表してきた資料によれば、
木造の寿命は30年程度としているケースが多いようです。


ですが!

こうした数字は取り壊された建物の築年数だったり
実態を反映した正確な数字ではないそうです。

つまり、木造住宅の「寿命30年」の根拠とは、
実は大体が「取り壊した住宅の平均築年数」。

現実には、築40年・50年経過しても
まだ十分に使用できる建物も多く、
「寿命30年」一般的な建物の寿命を
正確に表しているとは言えないのです。


実際はどのくらいなのでしょう?

住宅の寿命については多くの研究があります。

早稲田大学の小松教授らが行った
「建物の平均寿命推計」の最新調査(2011年)によれば...

人間の平均寿命を推計するのと
同様の手法を建物で採用した場合、
木造住宅の平均寿命は 64年としています。

おそらく今後はもっと寿命が伸びることになるでしょう。

建物の寿命をのばす技術は
時間の経過とともに進歩しています。

また、所有者が意識するだけで
格段に寿命は伸びるはずです!


200年もつような住宅を「つくる」

20140820161304.jpg


2007年5月、自民党住宅土地調査会長(当時)だった
福田元首相が「200年住宅ビジョン」を提言しました。

平成26年に改正省エネ基準が施行され、
国土交通省・経済産業省・環境省が設置する
「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」は
2020年までにすべての新築住宅を対象に
新基準への適合の義務付けを決定。

一歩進んだ省エネ性能が求められることになりました。

約10年前に100年住宅ブームが起こり
現在建てられる住宅は、100年程度もつための
「耐久性」や「強度」は備えていると言われています。

ですが、これを200年に引き伸ばすためには...

数世代にわたってもつ構造躯体の耐久性や、
大地震後も使用可能な高い耐震性が必要になります。


「200年住宅」を実現するためには
まず数世代にわたって長持ちするような
住宅を増やしていかなければいけません


家づくりを始めるとき、
どんな家にしたいか...
次世代に残していけるようなマイホームにするには...

しっかりと考える必要がありますね( ^ω^ )

PageTop